ふかし栽培で手軽にタラの芽栽培が楽しめる栽培キット

数ある山菜の中でも、特にファンが多いタラの芽。そのタラの芽を栽培から収穫まで楽しめるのがタラの芽栽培キットです。付属の栽培セットを使用すれば、ご自宅のちょっとしたスペースで簡単にタラの芽を栽培できます。育てて楽しい、収穫して嬉しい、食べて美味しいタラの芽栽培キットの魅力をご紹介します。栽培キットのご購入はご購入はこちらから。

１）タラの芽栽培キット

１−１）タラの芽栽培とタラの芽栽培キットの違い

タラの芽の栽培方法には主に、自然栽培と水耕栽培の2つの栽培方法があります。自然栽培は畑にタラの木を定植し、自然環境の中でタラの木を育て、4月〜5月頃に出る新芽を収穫します。


水耕栽培は新芽が出ていない状態の12月〜1月の冬場にタラの木を刈り取り、ビニールハウスなどの室内でタラの芽を栽培し、約1ヶ月後に収穫できます。タラの芽栽培キットは、簡易的な水耕栽培セットを使って、ご自宅で誰でも簡単にタラの芽栽培を楽しめるように考案しました。

 

１−２）ふかし栽培とは

ふかし栽培とは、ビニールハウス等の温暖な促成室を使用して、人工的に発芽させる栽培方法の事を言います。タラの芽においては、全国有数のタラの芽生産地である山形県を中心に、12月頃から4月頃にかけて、ふかし栽培が行われています。


ふかし栽培は穂木を一芽ごとに切断し、水と温度の2つをコントロールする事で、露地栽培物よりも早く収穫することが可能です。市場に出回る量が少ない時期に出荷できることから、商品価値が高くなり、高単価で取引されることもあります。

 

１−３）タラの芽栽培キット 3つの特徴

・栽培で失敗しにくいタラの芽をお届け

栽培する際に不安な点といえば、栽培の失敗リスクではないでしょうか。タラの芽栽培キットでは、栽培初心者の方でも収穫できるように、一定期間ハウスで管理し、ある程度芽が出てきたタラの芽をお届け致します。


初めての方でも、温度管理さえ間違えなければ失敗しにくいのでご安心ください。水以外の栽培に必要なものが付属した栽培セットですので、届いてすぐに栽培をスタートできるのも嬉しいポイントです。




 

・大人も子供も栽培を楽しめる

本キットは付属のトレーに水を入れて、室内の日当たりのよい場所で管理するだけなので、大人でも子供でも、簡単にタラの芽の栽培を楽しめるのが特徴です。日に日に成長を感じられるタラの芽に、可愛くなって愛着が湧いて、食べるのに躊躇してしまうほど夢中になるご購入者も。





 

・採れたてのタラの芽が味わえる

自分の好きなタイミングで、採れたてのタラの芽が味わえるのも栽培キットの魅力です。自分で育てた新鮮なタラの芽は格別の味わいです。定番の天ぷらを始め、おひたし、パスタなど、様々な食べ方でお楽しみください。

 

１−４）お子様の食育や自由研究にもオススメ

タラの芽の成長過程を楽しめる栽培キットは、お子様の食育を始め、冬休みや夏休みの自由研究ネタとしても活用できます。冬の間に親子で楽しみながら夏休みの自由研究を先取りしてしまうのもオススメです。


タラの芽は約1ヵ月で収穫できてしまうので、成長記録が付けやすいのも特徴です。自分で育てて最後には収穫して食べる過程まで経験できるので、食育にもってこいの教材にもなります。

 

１−５）タラの芽農家の太良衛門が販売

栽培キットを手掛けるのが、宮城県角田市にある合同会社太良衛門です。自然環境の中で除草剤を使用せずに手作業で除草するなど、安心安全なタラの芽を提供する取り組みを行っています。


太良衛門のタラの芽は、そば屋の天ぷらや、一流ホテルのレストランのメニューでも提供されるなど、料理人からも高い評価を得ています。


それでも、一般の方への知名度はまだまだ低く、タラの芽の魅力を知ってほしいとの想いから、ご家庭で簡単にできるタラの芽の栽培セットの企画が始まりました。構想から2年を経て販売を開始し、今では毎日注文が入る人気商品となっています。

太良衛門については、『タラの芽のブランド化にチャレンジする合同会社太良衛門』の記事もご参照ください。

 

２）タラの芽栽培キットの栽培方法

２−１）冬から春にかけて楽しめるタラの芽栽培キット

タラの芽栽培は12月末〜4月初旬頃まで楽しめます。室内で12℃以上になる日当たりのよい場所で管理してください。霜焼けや乾燥に弱いので、冷気が直接当たる場所での管理や、水切れによる乾燥にご注意ください。この2点さえ間違えなければ、すくすくとタラの芽は成長します。

 

２−２）栽培方法の手順

• トレーに水を入れる
  栽培キットはタラの芽、トレー、スポンジの3点がセットになっています。キットが届きましたら、スポンジが水に浸かる程度に容器に水を入れ、スポンジの上にタラの芽を垂直に立てます。
• 日当たりのよい場所で保管
  室内で日当たりがよく、12℃以上になる温かい場所で管理してください。
• 容器の水を毎日交換
  容器の水は1日一回交換してください。水切れによる乾燥にご注意ください。
• 収穫
  a）芽が伸びてきたら収穫のタイミングです。好きなタイミングで収穫ください。収穫方法はトレーからタラの芽を取り出し、包丁で根元の部分をカットします。
  
  b）カットを終えた穂木からは芽が出ませんので、破棄してください。なお、脇に芽がある場合は、再度水を付けておくと、脇から芽が出てきます。
  
  c）収穫したタラの芽の根元の硬い茶色い部分は、食べる直前に取り除いてください。小さい棘がありますので、十分に注意して処理してください。

２−３）霜焼けと乾燥に注意

タラの芽は一度でも霜焼けをしたり、乾燥してしまうと復活しません。日中は太陽が当たるように、窓際で管理しても大丈夫ですが、朝晩は寒さが厳しくなり、冷気にあたって霜焼けする可能性がありますので、窓際での管理は避けてください。


また、雑菌の繁殖を防ぐために、水は1日1回交換してください。毎日水を交換すれば水切れで乾燥する事もありません。

 

２−３）2つの事を守り育てましょう

• 日当たりが良い場所で管理
  タラの芽も光合成をして成長します。そのため日当たりの良い場所で管理するとすくすく成長します。日中は太陽光を浴びせて元気なタラの芽に育てましょう。ただし、晴れていても冬の寒い時期に屋外に置くのは控えましょう。
• 水を毎日交換する
  ふかし栽培では、タラの木の養分と水だけで成長していきます。水を毎日交換することで、水を常にきれいな状態に保つとともに、水切れによる乾燥を防ぐことで、タラの芽の成長を促します。
   

２−４）タラの芽栽培キットの育つ様子

ある程度芽が出て来た状態のタラの芽を15本お届けします。





徐々に芽が膨らんできます。





成長が早いものは収穫できるようになります





収穫できるタイミングです。芽を伸ばしたい方は、もう少し成長させて下さい。天ぷら等お好きな調理法でお召し上がりください。タラの芽を使ったレシピは『山菜の王様 タラの芽の収穫注意点からレシピまでご紹介』をご参考ください。

 

２−４）ガイド本付き

栽培初心者の方でも安心して栽培できるように、太良衛門が監修した簡単な栽培ガイドを同梱します。ぜひ栽培の参考にしてください。

 

３）タラの芽栽培キットの販売について

３−１）タラの芽栽培キットはあまねで販売中

あまねではタラの芽栽培キットを冬期限定で販売しています。ご家庭でタラの芽栽培を楽しまれた後には、一足早い春の息吹をご堪能ください。

• 販売期間：12月末から3月下旬頃まで
• 内容：タラの芽15本、容器1個、下敷きスポンジ1個、栽培ガイド

４）クラフト缶詰を製造し販売する あまね

あまねとは『誰かと分かち合いたくなる、物語のあるクラフト缶詰』のサイトです。缶詰を販売するサイトとしてだけでなく、店頭で接客させていただくように、生産者や食材のストーリー、製造のこだわりを丁寧にお伝えしています。私たちが一からレシピ開発した手作り缶詰と、セレクトした各地の手作り缶詰をどうぞご賞味ください。あまねのTOPページはこちら。