福島県の会津地方で20年間も手づくり缶詰を作り続けるメグロ食品。会津の天然山菜を丁寧な仕事で缶詰にした一缶は、根強いファンも多く、東京の飲食店や旅館からも高い評価を受けるほどです。記事内ではメグロ食品の歴史や、缶詰の特徴やこだわり、編集部オススメの缶詰をご紹介します。オススメのメグロ食品の缶詰のご購入はこちらから。
メグロ食品は、福島県の会津坂下で手作り缶詰を作る缶詰メーカーです。その始まりは、代表の目黒哲夫氏(以下、目黒さん)が趣味の山菜取りが高じて、自分で山菜の缶詰を作った事だったと言います。会社に勤めながら、2年間ほど並行して缶詰作りを行う中で、山菜缶詰が評判を呼び注文が増えつづけ、手が回らなくなってきたタイミングで独立されました。それから会津の地で缶詰を作り続ける事20年。その20年もの間に培った缶詰作りの確かな技術は、取扱いのある東京の高級飲食店でも高い評価を得ています。
缶詰を手作りするメグロ食品では、月間の製造量が1000缶ほどと少なく、どの缶詰も市場に出回りにくい逸品ばかりです。ラインナップには貴重な会津の食材を使った逸品が並び、その種類も20種類以上と豊富です。メグロ食品には明確な缶詰作りのコンセプトがあり、そのコンセプトに沿って缶詰作りが行われます。メグロ食品が大事にする3つのこだわりをご紹介します。
内陸部の会津地方では、貴重な天然の山菜が数多く取れます。わらびや山うど、ぜんまい、ふきを初めとして、筍など豊富な山の恵みを丁寧に缶詰にしています。特に根曲がり竹の水煮は、生産量のほとんどが予約販売や旅館やホテルへの販売で無くなってしまうほどの人気です。その他にも会津の郷土料理のこづゆや、会津名産の桜肉(馬肉)、目黒さんの農場で作られる黒豆なども缶詰にして販売されています。会津産の食材を使うことがメグロ食品の大きなアイデンティティとなっており、どの缶詰も会津産の食材から生み出される他にはない一缶となっています。
さまざまな原材料の価格が高騰している昨今ですが、メグロ食品では国産の原材料にこだわっています。安価な輸入品に頼ることなく、会津の食材と国産原材料で缶詰に仕上げるのがメグロ食品の特徴です。
メグロ食品ではすべての缶詰を手作りで製造しています。缶詰をおいしくする手間ひまが一缶に詰め込まれています。特に山菜の缶詰は丁寧な下処理が必要とされます。長年の缶詰作りで積み上げた確かな工程と、熟練の手仕事によって、缶詰にするのが難しい山菜でも見事な仕上がりになります。目黒さんの缶詰作りの原点である会津の山菜缶詰には、その味わいと山菜の姿にしっかりと熟練の技が詰まっています。
豊富なラインナップのあるメグロ食品の缶詰の中でも、あまねで購入できるわらびニンニク漬けと山うどの煮物、その他には人気のぶたなんこつ、会津地方の郷土料理こずゆの缶詰をご紹介します。
奥会津産の天然わらびを秘伝のタレで漬け込んだニンニク漬けです。ほどよいニンニクの風味と、醤油ベースのさっぱりとしたタレがやみつきになるほど美味しい一缶です。その美味しさの秘訣は、手間ひまをかけた丁寧な下処理にあります。わらびの食感を残してアク抜きをするために、半年間ほど塩漬けにします。取り出したわらびを銅釜で茹でて、塩漬けで黒くシワシワになったわらびを、元のきれいな状態に戻します。こういった作業を経て、リピーターが続出する一缶が出来上がります。派手な味わいではありませんが、どんな体調のときでも食べれそうな、手元にあるとついつい手が伸びてしまいそうな、そんな味わいです。奥会津の絶品の田舎料理をぜひお試しください。
市場に出回りにくい会津の奥山で採れた貴重な天然の山うどと、身欠きにしんの煮物の一缶です。海のない会津地方で昔から保存食として親しまれてきた身欠きにしんは、噛むほどに深い旨味が感じられ、山うどの山の香りと良く合います。天然の山うどは採取の難しさから採る方も少なく、市場に出回りにくい山菜の代表例です。天然物は栽培される白ウドよりも格段に香りが強く、好き嫌いが分かれる山菜ですが、お好きな方にはたまらない逸品です。天然の山うど身欠きにしんを、丁寧に炊き上げた会津のおふくろの味をぜひお試しください。
メグロ食品の缶詰の中でも人気の豚なんこつ煮の缶詰。コラーゲンたっぷりの国産の豚なんこつを、お肉はトロトロ、なんこつはプルプルになるまで煮込みました。お子様から年配の方までオススメできる一缶です。味のベースは定番の醤油であきがこない味わいです。そのままはもちろんですが、温める事で柔らかくなり風味も引き立ち、より美味しく召し上がれます。豚なんこつ煮は手軽にお酒のお供にもオススメですし、丼ぶりの具材やラーメンのトッピングとしても楽しめます。
会津の風土を感じるならこづゆの缶詰がオススメです。こづゆは会津地方の伝統的な郷土料理で、冠婚葬祭に欠かせない汁物です。貝柱の出汁にきくらげや里芋、人参、糸コン、豆麸など、豊富な具材を加え、あっさりとした上品な味付けとなっています。会津藩のご馳走として親しまれていたこづゆは、おかわりを何杯してもいいという習慣があり、会津のおもてなしの心が表現されています。そんなことから、何杯でも食べられるように薄味となったのかもしれませんね。会津の歴史的な背景のある郷土料理のこづゆは、一度は味わいたい一缶です。
こだわりの詰まった会津のメグロ食品の缶詰をご紹介しました。あまねでは、数あるラインナップの中から厳選したわらびにんにく漬けと山うどの煮物を販売しています。缶詰の詳細とお買い求めは、以下のボタンからお進みください。
あまねとは『誰かと分かち合いたくなる、物語のあるクラフト缶詰』のサイトです。缶詰を販売するサイトとしてだけでなく、店頭で接客させていただくように、生産者や食材のストーリー、製造のこだわりを丁寧にお伝えしています。私たちが一からレシピ開発した手作り缶詰と、セレクトした各地の手作り缶詰をどうぞご賞味ください。あまねのTOPページはこちら。
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