全国にもファンが多い缶詰メーカー タイム缶詰

世界三大漁場としても有名な三陸沖の豊かな海産物を丁寧な手仕事で缶詰にしているのがタイム缶詰です。旬の一番おいしい時期の食材を使い、添加物を使わない真摯な味付けは、どれも素材本来の味わいが楽しめ、全国にもファンが多い缶詰メーカーです。ここではタイム缶詰の歴史や製造のこだわり、あまねの通販で購入できる商品をご紹介します。オススメのタイム缶詰のご購入はこちらから。





 

１）タイム缶詰とは

１−１）グランプリを多数受賞するタイム缶詰

タイム缶詰は宮城県と岩手県にまたがる三陸地域の岩手県陸前高田市にある缶詰製造メーカーです。2005年に前身となる株式会社タイムを設立しますが、2011年の東日本大震災で工場が全壊しています。同年に津波の及ばない山手の改築した倉庫に、機材を新設して株式会社タイム缶詰として操業を再開しました。


小規模な製造所だからこそできる、厳選した三陸の海産物にこだわった商品開発と、丁寧な手仕事によって、高い品質の缶詰が生み出されています。タイム缶詰は、地元食材を生かした独自の缶詰で、缶詰業界内外で評価が高く、岩手ぅんめぇ〜もんグランプリ2023での受賞をはじめ、数々の受賞歴を誇ります。その素材を生かした味わいに、リピート購入するファンも多い岩手の実力派缶詰製造所です。

 

１−２）タイム缶詰をお勧めする5つポイント

缶詰とは思えない素材本来の味を生かした美味しさでファンの多いタイム缶詰。その美味しさにはタイム缶詰ならではのこだわりが詰まっています。

 

●厳選した旬の食材を使用

タイム缶詰では三陸産を中心に、鮮度のいい旬の食材を使用しています。三陸地域にあるメリットを生かして、鮮度のいいうちに缶詰にする事ができます。また、大手の缶詰工場のように大量生産ではないからこそ、地元の希少な食材も旬に合わせて缶詰にする事で、三陸の海の幸の美味しさを缶詰にして全国に届けています。

 

●味付けでごまかさない

素材の味を生かした缶詰作りを徹底しているのがタイム缶詰です。だからこそ鮮度や品質にこだわり、厳選した食材を缶詰にしています。そうする事で、過度な調味料での味付けをする事無く、シンプルな味付けで素材本来の味わいを楽しめる一缶に仕上がります。

 

●こだわりの調味料

味付けに使用する調味料は、添加物を使用していないものを厳選しています。醤油と味噌はタイム缶詰の地元である陸前高田市の八木澤商店のものを使用し、料理酒にも無添加の純米料理酒を使用する等、調味料へのこだわりも素材の味を引き出す秘訣です。

 

●手作業のなせる業

タイム缶詰では、食材のカット、調理、缶に詰める作業など、工程の大半を手作業で行っています。特に魚介類は丁寧に手作業で下処理する事で、驚くほど生臭さや濁りの少ない缶詰になります。食材に必要な手間暇と時間をしっかりかける事で、煮汁まで美味しい一缶が出来上がります。

 

●開けた時の美しさ

開けた時にお客様に喜んでほしいという想いから、菊詰めという詰め方にこだわっています。筒切りした食材を円状に並べる菊詰めは、機械ではできない美しい詰め方です。手作業で行う菊詰めは、ふたを開けた時に皮がふたについて剥がれる事を防ぐ役割もあります。缶を開けるところまで思いを寄せた手作業のなせる業です。

 

１−３）タイム缶詰情報

• 株式会社タイム缶詰
• 住所：〒029-2201　岩手県陸前高田市矢作町字山崎78-3
• 電話番号：0192-58-2105
• メール：info@time-kanzume.co.jp
• 営業時間：9:00〜17:00
• 定休日：土日

１−４）タイム缶詰を通販で購入できる『あまね』（あまねの紹介）

あまねでは、自社の料理人が一缶ずつ手作りするクラフト缶詰や、タイム缶詰をはじめとした各地から厳選した缶詰等を通販で販売しています。通販で取り扱う際には必ずバイヤーならびに社内のスタッフ全員が試食し、食味の審査で基準をクリアしたものだけを販売しています。

あまねのコンセプトである缶詰の背景にある作り手のストーリーや、食材のこだわりを缶詰と一緒にお届けしています。テキストと共に、商品の特徴が分かりやすいビジュアルでも紹介していますので、タイム缶詰を選ぶ際の参考にぜひご覧ください。




 

２）タイム缶詰の商品ラインナップ

あまねでは、多数のタイム缶詰の商品を取り揃えています。いわし、かき、さんま、さばと人気の海産物をラインナップしています。特に人気の高いサバ缶は4種類もご用意。以下にさば缶を含め、あまねが厳選した8種のタイム缶詰の缶詰をご紹介します。

２−１）いわし煮付け 缶詰め

三陸産の新鮮な大羽いわしを醤油ベースのタレで煮付けた一缶です。旬のいわしは脂乗りが良く、身がふっくら。その上脂のくどさや魚特有の臭みは全くありません。甘さを控えたきりっとした八木澤商店の醤油の風味が、いわしの旨味を引き立てます。下処理や味付けが、いわしの旨味を引き出すように計算されつくした逸品です。

 

●いわしのトマトソースパスタ（1人分）

• 材料
  いわし煮付け 1/3缶／米粉パスタ 1袋／ナス 1/2本／にんにく 1片／バジル 3枚／トマトソース 60g／顆粒コンソメ 1つまみ／塩 適量／黒胡椒 適量／オリーブオイル 大さじ1
• 作り方
  １）塩分濃度1％のお湯を沸かす。
  ２）なすを乱切り、にんにくを包丁の腹で潰しておく。
  ３）フライパンにオリーブオイルをひき、にんにくを入れ火にかける。
  ４）にんにくが色づいたら取り出し、いわしとナスを入れて焼目が付くように炒める。
  ５）市販のトマトソースと手でちぎったバジル3枚、コンソメ、取り出しておいたにんにく、お湯をおたま1杯分入れて1分ほど弱火で煮込む。
  ６）米粉パスタを1分50秒茹でてフライパンに入れ、具材とソースによく絡める。
  ７）ソースのとろみをゆで汁で調整し、塩と胡椒で味を整える。
  ８）器に盛ってお好みでバジルや粉チーズをかけて出来上がり。

２−２）番屋風蒸し牡蠣水煮

牡蠣の養殖が盛んな岩手県陸前高田の広田湾。その三陸の海で、3年連続豊洲市場で日本一の評価を獲得した牡蠣が育てられています。番屋風蒸し牡蠣水煮は、その最高評価を得た牡蠣を生産するマルテン水産の、三年ものの牡蠣を贅沢に使用しています。旬の広田湾の牡蠣は、プリっとした身と舌に残る上品な旨味がまさに絶品です。そこに、陸前高田産のゆずの爽やかな香りがほのかに鼻を抜けていく、他にはない一缶です。

 

２−３）さんま水煮 缶詰め

国産の厳選した鮮度のいいさんまを、赤穂の天塩を使い水煮にした一缶です。丁寧に下処理しているため、青魚特有の臭みがありません。さんま本来の美味しさが感じられ、塩のみの味付けなので、様々な料理にアレンジをお楽しみいただけます。そのままでも箸が進むほど美味しいさんまの水煮をぜひお試しください。

 

●秋刀魚の混ぜご飯

• 材料（2合分）
  国産さんま水煮缶 1/2缶／ごはん 400g／大葉 2枚／生姜 適量／刻みのり 少々／小口ねぎ 2本／☆酒 大さじ1／☆みりん 大さじ1／☆砂糖 小さじ1／☆しょうゆ 大さじ1と1/2／☆すりおろし生姜 少々／☆塩昆布 ひとつまみ／☆サラダ油 小さじ1
• 作り方
  １）大葉と生姜を千切り、小口ねぎをみじん切りにする。
  ２）☆を耐熱容器に入れて混ぜ合わせ、さんま水煮をほぐして☆のタレにからめ、ラップをしてレンジで2分ほど温める。
  ３）ボウルに温かいご飯と小口ねぎを入れ、2と混ぜ合わせます。
  ４）器にご飯をよそい、刻みのり、大葉、生姜を盛り付けて出来上がり。

２−４）さんま煮付け 缶詰め

国産の脂乗りが良い秋刀魚を煮付けにした一缶です。脂乗りの良い秋刀魚はしっとりしていて、青魚特有の臭みはありません。甘さ控えめのきりっとした醤油の風味が、秋刀魚の味わいを引き立て、そのままでも食卓の一品になってしまう程の味わいです。晩酌のお供にもオススメです。

 

●さんまの醤油焼うどん

• 材料（1人分）
  国産さんま水煮缶 1/2缶／うどん 1玉    ／☆ねぎ 1/4本／☆にんじん お好み／☆油揚げ 1/2枚／☆生姜 1／醤油 小さじ2／ウスターソース 小さじ1/2／サラダ油 大さじ1／塩こしょう 適量／ごま油 少々／山椒 適量
• つくり方
  １）ねぎを斜め切り、にんじんを短冊切り、油揚げを1cm幅にカットし、生姜を細切りにする。
  ２）フライパンにサラダ油を入れて火をつけ、☆を炒める。
  ３）うどんと缶詰の煮汁大さじ2、醤油、ウスターソースを入れ、具材と混ぜ合わせる。
  ４）最後に塩こしょうで味を調整し、ごま油を入れて混ぜ合わせる。
  ５）器に盛り付け、山椒をお好みでふりかけて出来上がり。

２−５）さば水煮 缶詰め

三陸産のしめ鯖としても使えるほど鮮度のいいサバを、赤穂の天塩を使い水煮にした一缶です。丁寧な下処理によって臭みけしの生姜を入れなくても青魚特有の臭みがありません。サバの旨味が素直に感じられ、そのままでも箸が進むほど美味しい一缶です。余計な味付けと臭みがないので様々な料理に幅広く使え、サバ缶アレンジが楽しめます。

 

２−６）さば味噌煮 缶詰め

三陸産の鮮度のいいサバから脂が乗ったサバを厳選して味噌煮にした一缶です。味噌には岩手の陸前高田で江戸時代から味噌醤油を醸造する、八木澤商店の本醸造味噌を使用しています。ひとくち口に入れると、ふくよかな味噌タレの風味が広がり、しっかりとしたサバの旨味も味わえます。丁寧な下処理で青魚特有の臭みもありません。ぜひご家庭でお試しいただきたい三陸の一缶です。

 

２−７）さば尾肉水煮 缶詰め

さば缶製造の際に余剰となってしまう、尾っぽの部分を集めて缶詰にしたのがさば尾肉缶です。脂の乗りは胴体部分より劣りますが、しっかりした身の旨味や味わいは通常のさば水煮缶と比べても遜色ないほど。水資源を大切にしたいという想いから生まれた一缶は、フードロスへの対応という以上に、通常の胴体部分の水煮よりも好みだという方もいるほどの逸品です。

 

２−８）生さば水煮 缶詰め

世界屈指の豊かな漁場として知られ、世界三大漁場に数えられる三陸沖。この三陸沖で水揚げされた鯖を厳選し、冷凍することなく、水揚げされたその日のうちに新鮮な状態で水煮にしています。赤穂の天塩を控えめに使用することで、生さば本来の味わいが引き立つように仕上げてあります。東北の三陸の旬の味を、ぜひご家庭でもご賞味ください。



いかがだったでしょうか。あまねでも人気でリピーターも多いタイム缶詰。気になるタイム缶詰は一缶からでもご購入いただけます。

 

３）オススメのタイム缶詰を販売中

どれもあまねが自信をもってオススメできる、こだわりの詰まったタイム缶詰をご紹介しました。今回ご紹介した商品は、あまねで販売しています。缶詰の詳細とお買い求めは、以下のボタンからお進みください。




 

４）クラフト缶詰を製造し販売する あまね

あまねとは『誰かと分かち合いたくなる、物語のあるクラフト缶詰』のサイトです。缶詰を販売するサイトとしてだけでなく、店頭で接客させていただくように、生産者や食材のストーリー、製造のこだわりを丁寧にお伝えしています。私たちが一からレシピ開発した手作り缶詰と、セレクトした各地の手作り缶詰をどうぞご賞味ください。あまねのTOPページはこちら。