春の訪れを感じる山菜のふき。旬の季節になると、蕗のとうは天ぷら、蕗は煮物やお浸しにして楽しむ方も多いのではないでしょうか。一方で、ふきは独特の苦みや、あく抜きや皮むきなどの下処理に手間がかかる点から敬遠される方もいます。そんな方に、面倒な下処理がなく、手軽に調理できる天然ふきの水煮をご紹介します。月山天然ふきのご購入はこちらから。
天然ふきは、旬の季節となる4月から6月初旬にかけて、山の麓や畑のあぜ付近に自生します。ふきは全国で自生していますが、茎の長さが2mほどある秋田県の秋田ふきや、京ぶきと呼ばれる、香りが強く肉質が柔らかい水ふきが有名です。天然ふきを探したい場合は、中山間地や水資源が豊富な場所に行くと、瑞々しいふきを見つける事が出来ます。
蕗のとうと蕗は同じ、フキという植物です。蕗のとうを見つけたら、その数か月後には蕗を採取できます。蕗のとうは花蕾の部分で、蕗は葉柄の部分です。蕗のとうと蕗は土の下で繋がており、最初に蕗のとうが2月から3月頃に芽を出します。蕗のとうの芽が吹き出した後に、側から蕗が成長し始めます。蕗は1年で二度楽しめる植物で、蕗のとうは天ぷらや蕗のとう味噌、蕗は煮物や佃煮などの料理で食されています。
天然ふきは、えぐみや苦みが強く、また、ふきにはピロリジジンアルカロイド類という天然毒を含んでいます。この天然毒は水に溶ける為、しっかりとあく抜きをすれば問題はありません。ふきを美味しく食べるために、下処理と保存方法をしっかりと行いましょう。
山形県の霊峰『月山』で採れる天然ふき。冷涼な月山で育つふきは、ミネラルも豊富で、透き通るような味わいが特徴です。市販されるふきと比べ、瑞々しい口当たりと、クセの少ない風味が特徴です。また、驚くほど苦みも少なく、様々な調理法に合わせやすい味わいです。
スーパーで販売されるふきは、ハウス栽培ものが多く、一般的に10月から翌年の5月頃まで店頭に並びます。月山ふきは天然物のため、雪が溶けた5月頃から旬の時期となります。近年では栽培物のふきも多く出荷されていますが、天然のふきは里山環境で育つため、栽培ものよりもシャキシャキした食感と、芳醇な香り、苦みが味わえます。
ふきは様々なアレンジが楽しめる食材です。おひたしや煮物に調理するのは定番ですが、オススメの食べ方は月山ふきのおいなりです。爽やかなふきの風味と甘めの揚げがよく合います。周りに三つ葉を散らすと、更に彩りと香り良く召し上がれます。
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