冷酒とは、5℃〜15℃程に冷やした日本酒の事を言います。お酒を冷やす事で、フルーティーな香りや軽やかな口当たりをより楽しめるのが冷酒です。日本酒を冷やすと冷酒になりますが、銘柄によって向き不向きがあるのも日本酒の奥深さですね。
冷酒と混同されがちなのが、冷や酒という飲み方です。やの一文字が入るだけで、常温のお酒という意味になります。なぜ冷や酒が常温なのかと言いますと、冷蔵庫の普及が大きく関わります。冷蔵庫のない時代は、日本酒を温めれば燗酒、常温であれば冷や酒と言われ、その名残りが常温を意味する冷や酒の謂れとなっています。
日本酒は、製法により多くの分類があります。一般的に冷酒に合うと言われるお酒が、薫酒や爽酒と呼ばれるものです。薫酒は、精米歩合を高めた吟醸酒や大吟醸酒の事です。雑味が少なく、フルーティーな香りとすっきりした味わいが特徴です。爽酒とは、本醸造や生酒等の軽快でフレッシュな印象のお酒の事を言います。一般的には、香りが深い塾酒やコクが深い醇酒よりも、軽やかな飲み口で爽やかな香りの日本酒が冷酒にはオススメです。
冷酒を飲みたくなるのは暑い夏ですが、あまねがお勧めするのは冬の鍋料理です。熱く火照った口の中をスッキリさせるのに冷酒がオススメです。
フルーティーな香りと軽やかな口当たりを楽しむ冷酒には、すっきりとした味わいの肴がオススメです。香りや味わいが強すぎる肴だと、せっかくの爽やかな冷酒が生かされない場合があります。
冷酒に合う夏の肴としてオススメするのが夏野菜の煮びたしです。出汁の旨味がぎゅっとしみ込んだナスやズッキーニは冷酒にぴったりです。オクラやアスパラガスも相性が良く、パプリカも加えると、華やいだ食卓になります。
シンプルな白身魚のお刺身も冷酒によく合います。夏の時期には、シマアジやタチウオ、マコガレイにアマダイ等が旬になります。また、ツブガイなどの淡泊で歯ごたえのある貝類のお刺身も、冷酒が美味しくなる肴です。
口がさっぱりする香味野菜をのせた冷奴は、夏の雰囲気を演出できます。シソやミョウガ、ショウガ等は、食欲増進の効果もあり、夏の肴にぴったりです。夏バテ気味の際は、シンプルに食材が味わえる料理が恋しくなりませんか。
カルパッチョはイタリアの調理法ですが、冷酒との組み合わせにもオススメです。実は生魚をカルパッチョにしたのは、日本が発祥です。夏はスズキ等の白身魚がカルパッチョに良く合います。シンプルにオリーブオイルと塩胡椒で作ると、より冷酒の爽やかな香りとマリアージュを楽しめます。
生春巻きも冷酒にオススメしたい肴です。夏野菜と季節の魚介類を好みに応じて組み合わせてみましょう。アジア系の甘辛いソースよりも、レモン塩などのあっさりしたソースが冷酒に良く合います。取り入れる夏野菜や旬の魚、ソースを冷酒に合うように、アレンジを考えるのも楽しみ方の一つですね。
あまねとは『誰かと分かち合いたくなる、物語のあるクラフト缶詰』のサイトです。缶詰を販売するサイトとしてだけでなく、店頭で接客させていただくように、生産者や食材のストーリー、製造のこだわりを丁寧にお伝えしています。私たちが一からレシピ開発した手作り缶詰と、セレクトした各地の手作り缶詰をどうぞご賞味ください。あまねのTOPページはこちら。
日 | 月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 |
---|---|---|---|---|---|---|
1 | 2 | 3 | ||||
4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 10 |
11 | 12 | 13 | 14 | 15 | 16 | 17 |
18 | 19 | 20 | 21 | 22 | 23 | 24 |
25 | 26 | 27 | 28 | 29 | 30 | 31 |
日 | 月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 |
---|---|---|---|---|---|---|
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 |
8 | 9 | 10 | 11 | 12 | 13 | 14 |
15 | 16 | 17 | 18 | 19 | 20 | 21 |
22 | 23 | 24 | 25 | 26 | 27 | 28 |
29 | 30 |