ミョウガの苗の育て方をご紹介
夏に収穫できる茗荷の苗の育て方をご紹介
夏の香味野菜として親しまれているミョウガ。手間がかからず、繫殖力も強いため、一度植えれば毎年収穫を楽しむ事ができ、また、日陰や半日陰の場所を好むので、ベランダや庭を活用して、手軽に栽培できます。夏に様々な料理に薬味として利用できるので、気軽に楽しく育てられる野菜としてオススメです。あまねでは、家庭菜園を始めたい方や、ミョウガの数を増やしたい方へ、ミョウガの苗を販売しております。ミョウガの苗の販売はこちらから。
1)日本では一般的に食される独特な香りの茗荷
ミョウガはショウガ科の多年草です。本州から沖縄まで自生しており、古来より、香味野菜として親しまれている植物です。実はミョウガを食用栽培しているのは日本のみとされており、日本でしか食べる事ができない野菜の一つです。独特な香りとシャキシャキ食感が特徴の花ミョウガは、夏が旬の野菜です。ピリッとした辛みと爽やかな風味が、暑い夏でも食欲増進してくれます。反対に、ミョウガダケは冬から春が旬となります。花ミョウガに比べて栽培に手間がかかるため、なかなか手に入らない食材です。高級料理店で添え物として使用されています。
1-1)2種類の茗荷
ミョウガは、花ミョウガとミョウガタケの2種類に分けられます。一般的にミョウガとして流通しているのは花ミョウガの方であり、地下茎から出るミョウガの蕾の事を指します。蕾がでる時期によって、夏ミョウガと秋ミョウガに大別されます。一方で、ミョウガタケは、茎の事を指します。花ミョウガと違い、日があまり当たらないように軟化栽培したものがミョウガタケです。
1-2)様々な料理の薬味に使える茗荷
風味が強い花ミョウガは、そうめんや冷やっこの薬味、ピクルス、甘酢漬けなどがオススメです。ミョウガはアクがあるため、冷やっこや漬物など、生で食べるときは、水であく抜きをします。あく抜きをする事で、強い香りや苦みが和らぎ、食べやすくなります。ミョウガタケの場合は下処理の必要がなく、そのまま刻んでサラダにしたり、甘酢漬けや、かき揚げにしても美味しく頂けます。
2)茗荷の育て方
2-1)日陰と水気を好む茗荷
●ミョウガを根から育てる
ミョウガは種が市販されておらず、地下茎と呼ばれる根株から育てます。インターネット等で購入する事ができ、植え付けの最適な時期は2月から3月です。地植え、鉢植え、プランターでの栽培が可能です。ミョウガは乾燥を嫌うので、乾燥しない様に定期的に水やりを行います。春に植えた場合は、8月頃に収穫が可能です。
●ミョウガを苗から育てる
根から育てるよりも手軽に栽培できる方法が、苗から育てる方法です。4月〜5月頃にその年のミョウガの苗販売がはじまり、インターネット等でミョウガの苗を購入することができます。根から育てるのと同様に、8月頃に収穫が可能です。
●ミョウガの増やし方
ミョウガは一つの株の根から株分けして増やす事ができます。葉っぱがない状態の2月から4月頃に株を掘り起こし、地下茎を10cmから15cmに切り分けたものを植え直します。上で解説したように、毎日水やりをする必要はありませんが、乾燥しないように管理します。
2-2)茗荷の育て方で良くある質問
a)生育に最適な場所は?
ミョウガは日陰の場所を好みます。乾燥を嫌いますので、直射日光が当たる場所は避けて下さい。建物や塀、木の根元の日陰になる場所が栽培にはオススメです。ミョウガは一度植え付けすれば、4年から5年は同じ場所で栽培ができます。
b)どの様に植え付けしたら良いですか?
地植えの場合は、植え付け前に畑に石灰を入れて耕し、堆肥と元肥を加えて土づくりをしてから植え付けします。プランターの場合は、保水性のある土を使用して植え込みします。ミョウガは地下茎で増えますので、深さ30cm程のプランターをご使用下さい。ミョウガの芽が出て、葉が成長してきたら、化成肥料で追肥します。
c)水やりの頻度はどの位ですか?
ミョウガは乾燥に弱い植物です。プランターで育てる場合は、乾燥しないように水やりに注意して下さい。湿り気を好むので、たっぷり水やりをして下さい。地植えの場合も表面が乾いたら水やりをします。根株に腐葉土やワラを被せておくと、乾燥を防げます。
d)いつ収穫できますか?
植え付け後の1年から2年後に収穫できます。その後は毎年収穫できます。収穫の時期は7月〜10月になります。花が咲いてしまうと風味が落ちてしまうため、蕾の状態の時に収穫して下さい。土から1cm〜2cm芽が出てきたら収穫のタイミングです。
e)育てる上での注意点は?
ミョウガは、根株が乾燥すると蕾が付かなくなり、収穫できなくなります。乾燥を防ぐためにも、株元にワラを敷くなど、乾燥対策を行ってください。また、直射日光や日当たりが強い場所を嫌いますので、日陰の場所に定植することや、遮光ネットなどを使って、半日陰の環境を作る事が大切です。
2-3)茗荷の苗の販売
あまねでは宮城県角田市にある西根地区の天然山菜のミョウガを、丁寧に手掘りしポット苗でお届けします。お届けするミョウガは完全無農薬で、周辺では除草剤も使用しておりません。食用としても安心、安全に召し上げることができます。ミョウガは非常に繁殖力が強い多年草のため、毎年収穫を楽しめます。栽培に手間のかからない事から、家庭菜園初心者の方にもオススメです。
また、初めて栽培する方も安心な、ミョウガの育て方ガイドを同封してお届けします。ミョウガの植え付け方法や、管理方法等をまとめた1枚となります。ミョウガを育てる上でご参考にして下さい。ミョウガの苗は出荷時期によって大きさが異なりますので、その点ご了承ください。ミョウガの苗の販売は
こちらから。
3)クラフト缶詰を製造し販売する あまね
あまねとは『誰かと分かち合いたくなる、物語のあるクラフト缶詰』のサイトです。缶詰を販売するサイトとしてだけでなく、店頭で接客させていただくように、生産者や食材のストーリー、製造のこだわりを丁寧にお伝えしています。私たちが一からレシピ開発した手作り缶詰と、セレクトした各地の手作り缶詰をどうぞご賞味ください。あまねのTOPページはこちら。