ビールのお勧めおつまみ
日本や世界各地にあるビールに合うおつまみ
ビール好きの方必見のビールに合うおつまみをご紹介。本記事では日本編、世界編と分けて、ビールに合うおつまみを解説します。おつまみを選ぶ上で、是非ご参考頂ければと思います。あまねで販売する、お取り寄せしてまで食べたい「ビールおつまみセット」も併せてご紹介します。

1)ビールに合うおつまみとは
ビールのおつまみといえば、枝豆や焼き鳥、揚げ物など、ビールを片手に手軽に食べることができるおつまみが人気ですね。ワインや焼酎、ウイスキーなどでは甘い料理もおつまみにしてペアリングを楽しめますが、ビールの場合は塩味が効いた料理や、油分を多く含んだ料理をおつまみにして楽しむのが一般的です。一方で、ビールの中でも、スタウトやポーターなどの苦みやコクのある黒ビールには、味が濃い煮込み料理やチーズ、チョコレートなどの甘い料理が意外にも合います。ビールの種類や特徴を理解しておつまみを選ばれると、ビールと料理が引き立て合うマリアージュを一層お楽しみ頂けます。
2)ビールに合う料理(日本編)
2-1)東北地域編
- 秘伝豆
- ビールに合うおつまみの定番といえば、やはり枝豆ではないでしょうか。ご家庭での晩酌や居酒屋でお酒を飲む際には欠かせないおつまみですよね。東北では山形県を中心に秘伝豆の生産が盛んです。秘伝豆は他の枝豆よりも身が大きく、香り豊かで食べ応えがあるのが特徴です。なお、秘伝豆の収穫時期は9月下旬から10月上旬の限られた間だけのため、希少性が高く、毎年売切れになるほど人気です。通信販売でのお取り寄せも可能ですので、旬の秘伝豆と東北のクラフトビールのペアリングを楽しんでみては如何でしょうか。
- しそ巻き
- 宮城県発祥のしそ巻きは、ご家庭での晩酌のおつまみとして長年親しまれている郷土料理です。仙台味噌にくるみやごまを入れて練った餡を大葉で巻き、油で揚げるシンプルな料理です。ご家庭でも簡単に作ることができ、ビールとの相性も良いおつまみです。大葉の収穫期には、宮城県内の道の駅やスーパーでも販売されるほどの県民食です。
- 十和田バラ焼き
- 肉好きの方にオススメなのが、青森ご当地グルメの十和田バラ焼きです。牛バラ肉と玉ねぎを特製ダレで味付けし、鉄板で焼き上げる料理です。濃いめの味付けのバラ焼きはビールとの相性抜群で、ついついビールが進みます。十和田バラ焼きには玉ねぎを使うのが一般的ですが、ピーマンやキャベツ、キノコ類を入れたり、コチュジャン等で自分なりのアレンジを楽しむ事ができます。
- ?遠野パドロン
- 辛党の方にオススメしたいおつまみが遠野パドロンです。パドロンとはスペイン産の唐辛子の一種で、ピーマンやししとうに似た形をしている野菜です。30秒から1分間素揚げし、塩をかけるだけで簡単にビールのおつまみが完成します。口に含んだ瞬間はほんのり甘いですが、徐々にほろ苦さと爽やかな辛みが感じられます。なお、パドロンは完熟するとピリ辛になりますので、辛いあたりを引いてしまうことも。クラフトビール作りが盛んな遠野のクラフトビールとの相性の良さは言うまでもありません。ぜひ産地ならではの組み合わせをお試し下さい。
2-2)中部・関西地域編
- 手羽先の唐揚げ
- 名古屋発祥のおつまみが手羽先の唐揚げです。外はカリッと、中はジューシーな手羽先は、ビールが美味しい夏の季節にピッタリのおつまみです。名古屋では居酒屋の定番おつまみとして、食べ放題メニューもあるほどポピュラーな料理です。なお、手羽先の唐揚げは名古屋を中心とした中京圏のご当地グルメのため、エリア外の方は普段購入できる機会が限られますが、通信販売を通じて元祖手羽先の風来坊や、世界の山ちゃんなどの手羽先をお取り寄せする事ができます。
- どて煮
- 手羽先の唐揚げと併せて、ビールに合う名古屋のご当地料理がどて煮です。どて煮とは牛すじや豚モツを八丁味噌やみりんで煮込んだ料理の事を言います。居酒屋やご家庭で長年愛されている名古屋のローカルフードです。寒い冬の時期にピッタリのおつまみで、味が濃い料理のため、さっぱりとした飲み口のビールとも合いますし、濃い味わいのスタウトとのペアリングにより、濃厚なマリアージュを堪能できます。
- とん平焼き
- 大阪を中心とした関西エリアで定番のご当地グルメです。とん平焼きとは、炒めた豚バラ、キャベツを卵で包んだ鉄板焼きの料理です。お好み焼きよりもリーズナブルで、居酒屋やお好み焼き屋での定番料理として親しまれています。卵、豚バラ、キャベツがあればご家庭でも簡単にできますので、家飲みの簡単おつまみとしてもオススメです。勿論、ビールとの相性も抜群です。
2-3)九州地域編
- 鉄鍋餃子
- 博多名物の一つが鉄鍋餃子です。餃子を焼く鉄板ごと提供するのが博多スタイルです。鉄なべで焼き上げるため、皮はパリパリ、中はジューシーな餃子に仕上がります。一口サイズのため食べやすく、ビールのおつまみに最適です。ご自宅でも本場の味を再現できるように、鉄鍋がセットになった鉄鍋餃子セットも販売されています。餃子とビールの鉄板の組み合わせを楽しまれては如何でしょうか。
- 地鶏の炭火焼
- ビールに合う宮崎県のソウルフードが地鶏の炭火焼です。一般的な鶏肉と違い、身に弾力がある地鶏の炭火焼は、嚙めば嚙むほど旨味が溢れ出ます。ビールとの相性は言うまでもありません。炭火焼きした地鶏を真空パックしたものが通信販売されています。そのままでも十分美味しいですが、フライパンで軽く炒めると、焼きたての炭火焼を再現でき、より美味しく頂けます。
- 馬刺し
- 熊本を代表する郷土料理が馬刺しです。熊本の馬刺しは会津の馬刺しと比べてサシが多く、口の中でとろける食感が堪らない逸品です。馬刺しはすっきりした焼酎や辛口の日本酒との相性が良い食材ですが、暑い夏の季節にはキンキンに冷えたビールと合わせても美味しくいただけます。なお、馬刺しは他の肉よりも鉄分やカルシウム含有量が豊富であり、栄養価が高い食材です。馬刺しは夏バテを防止する万能食材として重宝され、刺身はもちろんのこと、ユッケやカルパッチョなどの料理にアレンジして食されています。
3)ビールに合う料理(世界編)
3-1)ドイツ編
世界の中でも、ビール大国と言われるドイツ。ドイツ全土には約1,200箇所の醸造所があり、ビールの銘柄は約5,000種類もあると言われています。ビールの本場ドイツで、ビールのおつまみとして親しまれている料理が、ザワークラウトとプレッツェルです。
- ザワークラウト
- ザワークラウトはキャベツを塩漬けし、乳酸発酵させるドイツの伝統家庭料理です。ソーセージなどの肉料理との相性が良く、付け合わせにもよく使用されます。そのままビールのおつまみとしてはもちろん、お肉と一緒に煮込んで煮込み料理にしたりと、様々な料理にアレンジして楽しまれています。
- プレッツェル
- 紐を結んだような形が特徴の塩味の焼き菓子パンです。パブやビアホール、オクトーバーフェスでも販売されているドイツの伝統食です。ドイツではビールのおつまみとして、プレッツェルをかじりながらビールを楽しむのが定番です。
3-2)ベルギー編
ベルギーには約125箇所の醸造所があり、銘柄も1,000種類以上存在します。修道院で造られるトラピストビールを始め、スパイスやフルーツを使用したビールなど、個性的なビールが豊富に揃うのがベルギービールです。
- フリッツ
- ベルギービールのお供に欠かせない料理がフリッツです。フライドポテトの発祥の地とされているベルギーでは、フリッツがビールの定番のおつまみとして長年愛されています。2度揚げで外はカリカリ、中はホクホクのフリッツに特製ソースを掛けて、ベルギービールと共に頂くのが本場の楽しみ方です。
- ムール貝
- ムール貝はフリッツと同じく、ベルギーを代表する料理の一つです。ムール貝は白ワイン蒸しやビール煮などの料理で提供されます。ベルギーではバケツ1杯分ほどのムール貝をおつまみにしてビールを楽しみます。
3-3)イギリス編
イギリスのビールの歴史は古く、古代ローマの時代にイギリスの定番ビールであるエールビールが誕生したと言われています。エールはフルーティーな香りが特徴で、その香りを楽しむために、常温に近い温度で飲むのが一般的です。イギリスでは街の至る所にパブがあり、その場でビール1杯分のお金を払ってビールを楽しむのがイギリス流です。
- フィッシュ&チップス
- イギリスのビールのおつまみの定番といえば、フィッシュ&チップスです。白身魚のフライとフライドポテトを付け合わせたシンプルなおつまみです。イギリス国民のソウルフードとして長年愛されている料理です。
- ローストビーフ
- ローストビーフはイギリスが発祥の料理というのをご存知でしょうか。その昔、古代ローマ軍がイギリス駐在時に肉の塊を、焚火で焼いて食べたのが発祥と言われてます。味が濃い肉料理には色が濃いビールがマッチします。ローストビーフは、イギリスを代表するエールビールのペールエールや、ロンドン発祥の黒ビール、ポーターとの相性が良いのおつまみです。一見、馴染みのない組み合わせですが、ローストビーフの深い味わいと、黒ビールの濃厚なコクが引き立て合う組み合わせです。
3-4)イギリス編
クラフトビール大国と言われるアメリカ。驚くべきことに8,000軒を超える醸造所があり、ブルックリンラガー(ニューヨーク)、ストーン・ブリューイング(サンディエゴ)を始め、各エリアで個性豊かなクラフトビールが製造させています。アメリカではエリアによって、ビールの種類と、ビールに合わせる料理が異なるのが特徴です。
- ハンバーガー
- アメリカ発祥の料理、ハンバーガーは本場アメリカのビールとの相性が抜群です。アメリカ西海岸のサンディエゴでは、アメリカンIPAとハンバーガーを合わせて楽しむのが一般的です。ジャンキーなハンバーガーと、フル―ティな香りとほろ苦いIPAは最高のペアリングを生み出します。
- バッファローウィング
- アメリカニューヨーク州のバッファロー発祥のソウルフードです。今や国民食と言えるほど、全米に広がったビールのお供に欠かせない料理です。ニューヨーク州のブルックリンラガーや、ストーン・ブリューイングのストーンIPAなど、ほんのり苦みのあるビールと良く合います。日本でもバッファローソースが市販されていますので、素揚げした鶏肉をソースで絡めて、自宅でも簡単に楽しむ事ができます。
4)あまね 「ビールおつまみセット」お取り寄せのご紹介
あまねでは、ビールのお供にピッタリのおつまみ3種を厳選した、「ビールおつまみセット」を販売しています。どの商品も東北地方のこだわりの食材を使用し、1つ1つずつ完全手作りで製造している逸品です。スーパーやコンビニなどで販売しているおつまみよりも値が張りますが、その味わいはお値段以上の価値を感じられます。プチ贅沢したい週末のビールのお供にぜひ如何でしょうか。
- タコのアヒージョ
- 宮城県南三陸町の志津川湾で水揚げされる新鮮なタコを使用したアヒージョです。明石のタコと並び、東の横綱と呼ばれる志津川湾のタコは、身が柔らかく、噛めば噛むほど、口いっぱいにタコの旨味が広がります。オリーブオイルを控え目にして仕上げているため、油っぽさが少なく、さっぱりと召し上がれます。
- カキの醤油麹煮
- 南三陸の海の恵みを受けて育ったプリプリのカキを、醬油麴でシンプルに仕上げた一品です。南三陸のカキは身がふっくらとし、まろやかな甘味があるのが特徴です。朝に剥きたてのカキを仕入れた後、直ぐに缶詰にしています。美味しいカキだからこそ出来る、食材本来の味を愉しめるような味付けです。カキ本来の旨味を堪能ください。
- 幻の山菜 行者にんにく醬油漬け
- 宮城県蔵王山麓で栽培された行者にんにくを、醤油漬けにした一品です。行者にんにくは収穫まで8年かかるため、幻の山菜と呼ばれています。その行者にんにくを通年味わえるように、瓶詰めにしました。手作りの特性タレに漬け込んだ、柔らかくシャキシャキした食感の生葉は、驚くほど風味豊かな味わいです。
5)クラフト缶詰を製造し販売する あまね
あまねとは『誰かと分かち合いたくなる、物語のあるクラフト缶詰』のサイトです。缶詰を販売するサイトとしてだけでなく、店頭で接客させていただくように、生産者や食材のストーリー、製造のこだわりを丁寧にお伝えしています。私たちが一からレシピ開発した手作り缶詰と、セレクトした各地の手作り缶詰をどうぞご賞味ください。あまねのTOPページは
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